同友会ニュース−活動報告
鳥取支部 2月大例会 報告のまとめ
中小企業経営者の責任・役割は、地域の仕事を無くさない
中小企業を取り巻く情勢と経営課題
~変わっていますか 未来に向けて~
報告者:合同呉運送㈱ 代表取締役 瀬島 高志氏
広島同友会 副代表理事
決して良くない情勢の中~変わっていますか?未来に向けて~という広島同友会本年度のスローガンのもと、自身が生まれ育った呉を発展させるために広島同友会呉支部の仲間とともに活動されている瀬島氏。
平成3年に同友会に入会し自身が何のために経営しているのかということを考えるようになり、先輩方からの指導・助言、平成7年父親より事業承継、社員の不慮の事故などを経験し少しずつ経営者としての責任に気づきはじめます。
1、お客様から任せてよかったと言われたい。
2、社員から働いてよかったと言われたい。
3、本分を全うします。
というすばらしい経営理念を創られ、運送業界の環境変化に伴い、規制緩和、事故に対しては安全の面から法令遵守やデジタルタコメーターの導入、燃料の問題に対しては環境の面からエコドライブ研修など自社の理念に沿った実践をされ、また、呉支部として地域の雇用のために共同求人活動にも取り組まれています。
最後に、今後の課題として働き盛りの人が地域から減っていく現状の中、中小企業経営者の責任、役割はM&Aなどで地域の仕事を無くさないようにし、いかなる経営環境においても経営を維持、発展していかなければならないという報告でした。
また、「仕事を通じて、どんなことでお客様に喜んで頂いていますか?(又、どうしたら、もっと喜んでいただけるでしょうか?)」というテーマのもと、たくさんのオブザーバーの方と充実したグループ討論が行われました。